自動車の運転において、安全運転は何よりも優先する必要があります。信号や道路標識、法定速度などを守るのはもちろんですが、「どうすればより安全に走れるのか?」を意識しておくことも大切です。7月1日は「国民安全の日」ですから、この機会に安全運転の心構えをチェックしておきましょう。
・ベストコンディションで運転する
疲れている時や体調の悪い時に運転すると、集中力や判断力が低下し、事故を引き起こしやすくなります。運転をするならしっかりと睡眠を取り、体調が悪い時はなるべく運転を避けましょう。長距離運転中は、2時間につき10分以上の休憩を取るのが基本です。
・自分の運転技術を過信しない
特にベテランドライバーにありがちなことですが、「自分は運転がうまい」と思っていると、乱暴で注意力に欠けた運転をしやすくなります。本当に運転がうまい人は、決して自分の運転技術を過信しないものです。どれだけ運転歴が長くても、謙虚な気持ちで運転しましょう。
・許す心を持つ
運転中は、思わずイラッとする出来事にしばしば遭遇します。マナーが悪いドライバーやノロノロ運転の車、車道に大きくはみ出している歩行者や自転車などは、確かに不愉快かもしれません。しかし、苛立ちは注意力や集中力を低下させ交通事故を招きます。「許す心」を持ち、穏やかな気持ちで運転しましょう。
・「かもしれない運転」をする
「前の車が急停車するかもしれない」「横の道から急に子供が飛び出してくるかもしれない」といった「かもしれない運転」は、事故を防ぐための基本中の基本です。道路の状況は刻一刻と変化し続けており、何が起こるかわかりません。楽観的な思考は避け、常に危険を予測しながら運転してください。
・「ながら運転」はNG
スマートフォンの操作など、運転以外の行為をしながらハンドルを握る「ながら運転」が事故につながることは、もはや説明不要ではないでしょうか。近年では社会問題化しており、事故を起こせば一発免停で懲役刑もありえるなど、罰則もどんどん強化されています。運転以外の行為をする時は、一旦停止して行うのが大原則です。
アイアンドアイでも、新入会時にドライバー研修として安全運転講習をしています。どのドライバーも上記の心構えを徹底し、ハンドルを握る責任を持って運転しておりますので、安心してご依頼ください。