置き配利用時にはここに注意しましょう

新型コロナウイルスの感染拡大以降、「置き配」の人気が高まっています。置き配とは、自宅の玄関前や自転車のカゴの中など、指定した場所に荷物を置いてもらえるサービスのことです。非対面でも荷物が受け取れるため、感染対策として希望者が増え、多くの配送業者も導入するようになりました。


しかし、置き配は便利である一方、注意点も少なくありません。置き配を利用する時は、どのような点に気をつければいいのでしょうか。


最も注意しなければならないのは、やはり盗難のリスクです。荷物を家の外に置きっぱなしにする関係上、誰かに盗まれてしまう可能性は否定できず、盗難にあっても配送会社の責任にはなりません。玄関の端などなるべく目立たない場所に置いてもらい、できる限り早めに回収するのが望ましいでしょう。



また、誤配にも注意が必要です。置き配は荷受人に住所氏名を確認できず、荷受人も荷物の内容や宛名を確認できないため、どうしても誤配が発生しやすくなります。表札を出す、住所にマンション・アパート名や部屋番号をしっかり入れるなどして、届け先をわかりやすくするのがおすすめです。


そして、天候も考慮に入れておきましょう。晴れているうちに荷物を置き配してもらっても、その後雨が降って荷物がずぶ濡れになったり、強風で飛ばされたりするかもしれません。置き場所はなるべく屋根のある場所や壁際を指定し、配送日に天候が悪くなりそうなら対面で受け取るなどの対策を取ってください。