一般貨物運送と軽貨物運送は何が違う? それぞれの特徴を紹介

運送業者は、運ぶものによっていくつかの種類に分けられます。中でも区別がつきにくいのが、「一般貨物運送」と「軽貨物運送」です。この2つは何が違うのでしょうか。適切に使い分けるためにも、それぞれの特徴を確認しておきましょう。



・一般貨物運送(一般貨物自動車運送事業)


一般貨物運送は、三輪以上の軽自動車及び二輪の自動車を「除く」自動車を使用して貨物を運送する事業です。ナンバープレートの色から「緑ナンバー」とも呼ばれます。使用する車両の範囲が少々わかりにくいかもしれませんが、要するにトラックを使用すると考えていいでしょう。


事業は許可制となっており、1営業所ごとに最低5台以上のトラックと、トラックの台数以上の運転手が必要です。さらに運行管理者や整備管理者を置き、車庫や営業所の場所も届け出る必要があるなど条件が厳しく、参入は簡単ではありません。その分、大量輸送・長距離輸送・重量物の輸送にも対応でき、広範囲での営業も可能になります。



・軽貨物運送(貨物軽自動車運送事業)



軽貨物運送は、三輪以上の軽自動車及び二輪の自動車(125cc以上)を使用して貨物を運送する事業です。ナンバープレートの色から「黒ナンバー」とも呼ばれます。軽トラックやバン、バイクが主な運送手段です。ネット通販の商品などを、一般家庭や会社に配送する仕事と考えて差し支えありません。


事業は届出制となっており、地方運輸支局へ届出を行って受理されれば開業できます。条件が緩いため参入は比較的簡単で、個人事業主が手掛ける例も数多くあるほどです。その代わり営業区域は都道府県単位に限られ、使用する車両の性質上、運べる荷物の量や大きさはある程度制限されます。小回りが利くのがメリットなので、荷物に応じて一般貨物運送と使い分けましょう。



アイアンドアイは軽貨物配送業者として、千葉市を中心に江戸川区や江東区でも配送を承っております。ドライバーは280人以上在籍しており、柔軟な対応が可能です。軽貨物配送業者をお探しの際は、ぜひ私たちアイアンドアイにお声がけください。