宅配便は多くの方が利用し、日本全国に毎日無数の荷物が届けられています。近年ではECサイトの発達もあり、宅配便を利用する機会がますます増えていますが、具体的にどのくらいの数の荷物が届けられているかご存知でしょうか?
直近のデータを見ると、2020年における大手3社(ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便)の宅配便取扱個数の合計は、何と約45億3000万個にも上りました。2019年度は業界全体で42億9000万個でしたが、2020年度は大手3社だけでその数字を上回っており、利用者が大幅に増えたことがわかります。
1年間でここまで増えた一因は、コロナ禍による「巣ごもり消費」の拡大で、ECサイトの利用が今まで以上に多くなったことです。運送会社もこの状況に適応し、新たな試みを打ち出しました。たとえばヤマト運輸では、ECに特化した配送サービス「EAZY」を導入、受け取り方法の多様化(置き配など)を進めて需要を取り込んだのです。
EC市場の裾野自体も拡大を続けていることから、宅配便の取扱個数は今後もさらに増えていくと考えられます。このまま行くと、年間50億個に到達する日もそう遠くないかもしれません。それはすなわち、運送業者の存在がより重要になることを意味しているのです。
アイアンドアイでも、大手運送会社の下請けとして宅配を行っており、地域の皆さんに宅配便をお届けしています。今後も皆さんの生活が便利になるよう、軽貨物配送の分野でお手伝いできれば幸いです。