運送業者が取り組むSDGs「エコドライブ」とは?

皆さんこんにちは。

千葉県千葉市を拠点に、茨城県ひたちなか市、東京都江東区でネットスーパーの配送、企業専属便を手掛けているアイアンドアイです。


昨今は環境保護や地球温暖化防止の観点から、SDGs(持続可能な開発目標)が注目されています。化石燃料を大量に消費している配送業界の責任も大きく、各社が対策に取り組むようになりました。中でも多くの企業が推進しているのが「エコドライブ」です。ここでは、弊社も普段から取り組んでいるエコドライブのポイントをご紹介します。




■エコドライブとは?



エコドライブとは、環境に配慮した自動車運転のことです。こう聞くと、燃費のいい自動車や電気自動車の導入を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、ほんの少し運転の方法を変えるだけでも、環境への負担を減らすことは可能です。


具体的には急加速や急減速、余分なアイドリングなどを避けることで、自動車の燃費を向上させます。結果として二酸化炭素や大気汚染物質の排出量を減らし、大気環境の保護・改善につなげられるのです。


また、エコドライブのメリットは環境保護だけではありません。燃費が向上すると、その分だけ燃料費を節約できます。丁寧に運転すれば、最大10%程度も燃料の消費を減らせるのです。ただでさえ燃料が値上がりしている現在では、その恩恵もより大きくなっています。


さらに、エコドライブを心がけると、急加速・急減速をはじめとする乱暴な運転が減ります。つまり自然と安全運転になるので、交通事故の予防にもつながります。エコドライブはまさに、一石三鳥の運転方法なのです。




■エコドライブのポイント



エコドライブは決して難しいものではなく、ポイントを押さえれば誰でも実践できます。まずやっておきたいのは、自分の燃費の把握です。日々の燃費を把握しておくと、エコドライブの効果が出ているのかどうかを判断しやすくなります。車の燃料計の他、エコドライブナビゲーションやアプリなどの活用がおすすめです。


また、発進する時は、ふんわりアクセル「eスタート」を心がけましょう。これは、アクセルを足全体で踏んで緩やかに発進することを指します。最初の5秒間で時速20kmに到達するのが目安です。


さらに、車間距離にはゆとりを持たせ、常に一定の速度で走行しましょう。こうすると、急な加速や減速が減り、精神的にも余裕を持って運転できます。荷物の積み下ろしや待ち合わせのために駐停車するなら、アイドリングを止めるのが効果的です。10分間アイドリングを止めれば、130cc程度の燃料を節約できます。


そして、なるべく渋滞を避け、時間に余裕を持って計画的に走行することも大切です。効率よく走って走行時間を減らせば、その分だけ燃料を節約でき、事故のリスクも減らすことができます。こうした小さな工夫の積み重ねこそがエコドライブであり、SDGsの実現につながるのです。



アイアンドアイも配送を担う立場として、常にエコドライブを心がけています。その他にもSDGsの実現に向け、自社でできることを積極的に実践しております。ただ速く荷物を運ぶだけでなく、SDGsにも配慮した物流サービスを利用したい時は、ぜひアイアンドアイまでご相談ください。